フローチャートとは、作業の流れや手順などを図表で視覚化したものです。
作業内容を手早く把握できるので、動画編集をはじめとする各種作業の生産性の向上が期待できます。
フローチャートを自力で作成するのは手間がかかりますが、フローチャート作成ツールを使用すれば、初心者でも簡単にフローチャートを作れます。
そこで今回は、フローチャートの基本的な書き方や記号だけでなく、おすすめの無料作成ツールについて解説します。
フローチャートとは
フローチャートとは、特定の結果を実現するための作業の工程を視覚的に表現した図のことです。
動画編集においてフローチャートを作成することで、次にどのような作業をすべきかを、効率よく把握することができます。
フローチャートは動画編集だけでなく、業務や勉強など様々な事柄で使用できるので、フローチャートの書き方を把握しておくと便利です。
フローチャートの書き方
フローチャートを自分で作成するための基本的なルールとして、以下の2つを押さえておきましょう。
俯瞰して意味のつながりを考える
・左から右・上から下へ配置していく
フローチャートは左から右へ、上から下へ、流れるように配置していくのが基本です。
つまり、フローチャートの最初は左上から始まり、最後は右下で終わるのが基本ということです。
横書きの文章が左から右・上から下に流れていくのと同じルールなので、視覚的に混乱しにくいのがメリットです。
・記号と記号の間は一定の間隔をあける
フローチャートに使用する各記号は、一定の間隔をあけて配置します。
記号同士の距離が近すぎると、今どの記号を見ているのか把握しづらいので、ある程度離して配置する必要があります。
また、記号と記号の距離を一定の間隔にすることで、すっきりとした見やすいデザインになります。
フローチャートの基本的な記号
フローチャートを作成する際は様々な記号を使用しますが、ここでは基本的な3つの記号について解説します。
・開始・終了記号
フローチャートの最初と最後に使用する記号で、工程の始まりまたは終わりを意味します。
・処理記号
工程における個々のステップ(必要な作業など)を表す記号で、フローチャートにおいては一般に最も多く用いられます。
・判断記号
問題や基準に対してどのように判断するか(一般に「はい」または「いいえ」)を表す記号です。
おすすめのフローチャート作成ツール
フローチャートの基本的な書き方と記号がわかったら、実際にフローチャートを作成してみましょう。
フローチャートを作成するには、フローチャート作成ツールを使うと便利です。
無料の作成ツールを使用すれば、コストを掛けずに手軽にフローチャートを作成できます。
特におすすめの無料フローチャート作成ツールとして、EdrawMaxをご紹介します。
説明動画もあるので見てみてください。
何もない状態から自力でフローチャートを作成するのは、初心者にとっては少し敷居が高いことでしょう。
EdrawMaxはすぐに使えるテンプレートが豊富に用意されているので、初心者でも手軽にフローチャートを作成できるのがメリットです。
テンプレートに必要な項目を追加して編集するだけで、動画編集に活用できるフローチャートを効率よく作成できます。
基本的な使用方法はとても簡単です。EdrawMaxを起動して新規作成を選択し、項目の中からフローチャートを選んで、好みのテンプレートを選ぶだけです。
IT開発やマーケティングなど、様々な業種で使用されている本格仕様でありながら、直感的で操作しやすいインターフェースによって、初心者でも使いやすくなっています。
タイムライン・部屋の間取り・機械の設計図など、フローチャート以外の様々な用途に使用できるのも魅力です。
EdrawMaxの使用手順
1.テンプレートを選択する
ーEdrawMaxを開いたら、「新規作成」から「ベーシック」の「フローチャート」をクリックします。
目的に合ったものを選ぶと、画面下部に対応したテンプレートが表示されます。
2.図形を選択する
ー左ウィンドウに表示される「ライブラリ」には様々な素材が用意されています。
ライブラリアイコンを選択すると、素材や図形が表示されるので、使いたいものを選びドラッグ&ドロップすることでそれらを追加することが可能です。
3.テキストを追加する
ー図の中に入れたいテキストを挿入します。
フォントも充実しておりオリジナリティを出すことができます。
4.カスタマイズ
ー満足いく配置にするための微調整等を行います。
5.エクスポートと送信
のなんと簡単5ステップで難しいフローチャートを作成することが可能です。
まとめ
フローチャートとは、ある結果を実現するための作業工程について、視覚的に把握できる図のことです。
動画編集でフローチャートを使用すると、次にどのような作業が必要なのかを素早く把握できます。
フローチャートの基本的なルールとして、左から右・上から下に流れるように配置するのがポイントです。