国語は文章を読み解く力が必要とされますが、人物の心情であったり、言葉の意味が理解できなかったりすると、どう答えればいいか分からなくなってしまいます。
国語は文章中に必ずヒントがあるため、そこから答えを導き出せる力が必須となるでしょう。
今回は、国語が覚えにくいと感じる理由はどんなところにあるのか、覚え方や、マインドマップで国語まとめノートを使用する勉強術を紹介します。
国語が理解しにくいのはなぜ？（解決方法も紹介✐）
国語が理解しにくいと感じる理由と解決方法をまとめます。
国語の苦手を作る原因を見つけることができれば、克服するための方法を実践して、理解度をあげられるようになります。
覚えにくい理由①間違いが明確じゃない
国語では登場人物の感情などを問われる問題があり、文章の中からなんとなくそれっぽい言葉を選ぶことで、正解してしまうことがあります。
ですが、内容を理解しないままなんとなくで答えを書いていては、文章を読み解く力や応用する力が身につかなくかなくなってしまいかねません。
覚えにくい理由②問題文で混乱してしまいがち
国語は数学のようにはっきりとした答えがありません。
そのため、「登場人物が何を思って行動に移したのか」と問われても、自分が想像したことを書けばいいのか文章の表現を使えばいいのか、わからなくなってしまうケースがあります。
書かれている文章が理解できていても、問題の答え方がわかりにくく感じてしまい、覚えにくいと思ってしまいがちになります。
国語を覚えるための解決方法
国語を覚えるための解決方法は、内容を把握することはもちろん、意味を理解して考えることを繰り返し行うことです。
意味のわからない言葉が出てきたら調べたり、気持ちを表現するためにはどのような言葉を使えばいいのか考えたりすることが大切です。
国語を理解するコツは何？
ここでは、国語を覚える2つのコツをお届けします。
基礎的な感覚を身につけるためにも欠かせない方法となるので、国語が苦手だという方はまず実践がおすすめです。
1．自分が納得するまで問題を解き質問をする
どんな文法が使われている文章でも、繰り返して学習を行っていけば、どんな仕組みで書かれているのか、何を答えればいいのかわかるようになってきます。
何度繰り返しても要領を得ない時は、とことん調べる、先生に質問するなどして分かる努力を惜しまない勉強術こそ最適です。
2．問題集を使って応用問題に慣れる
学校のプリントなどが問題なく解けるようになったら、次は問題集などを活用して応用問題に慣れていくことがポイントです。受験を意識した勉強なのであれば、過去問題に手を出すということもおすすめします。
あとは自分が納得し理解できるまで学習を繰り返し、分からないところは先生に聞くという方法がやはり効果的です。
マインドマップを使ってまとめ国語ノートを書くコツ
上図：EdrawMIndで作成した国語の考え方のイメージ
マインドマップを使って問題を分析しながら、解いていくという方法も非常におすすめの勉強術となります。
設問を進める時に、どういう系統の出題であったか（記述説明、選択、知識問題など）、どういう知識があればとけるか、解き方のポイントは何かなどを枝分かれさせていくとよいでしょう。
例えば模擬試験一回分の中には、心情把握や論点を理解する現代文が大問2つ出題、古典や文学史に関する問題、資料を見ながら要点をまとめる作文などあります。上記のマインドマップ（魚の骨図）に書いてみました。
このマインドマップに問題の成否や得点など書き込んでいくと、理解度の把握がしやすくなります。マインドマップは情報整理以外にも、点数や理解度を把握するバロメーターとしても有効です。
国語のまとめノートとして強くおすすめします。
【まとめ】
国語を勉強する時のポイントや、情報をまとめるのに役立つマインドマップについて紹介しました。国語はコツやパターンをつかみにくい学問ですが、問題の数をこなすことで出題のされ方、答え方のテンプレートが身につきます。
得た情報や成績などをまとめて分析するにはまとめノートにする習慣と、マインドマップを用いた勉強術が役立つでしょう。マインドマップは、書き方の例が多い情報豊富なEdrawMindが無料でも使えるので始めやすいです。まずは一つマインドマップ作りませんか？
