地理は一見すると教科書の内容を暗記すればいいと思われがちですが、論理的な思考も必要となる科目のひとつです。
入試などでは教科書などにはない資料を使って出題されることがほとんどのため、知識を応用できるぐらいの柔軟さが必須です。
そのため、地理問題にどのように対策をしていけばいいのか、内容を整理するコツやマインドマップでまとめノートを作る勉強術などについて説明します。
よく出る地理問題は何?
地理は自然地理と人文地理に分かれます。自然地理は気候や土壌、地形などといった分野で、人文地理は、都市問題や人口問題、産業や資源などといった分野となります。
試験でどのような問題が出題されるかは、その年によって使われる資料や内容も変わるため、はっきりとは言えません。
しかし、人文地理の土台となる自然地理を中心に学習していくことがおすすめです。人の文化は自然と密接に関わっているため、気候や土壌などに関わってくることから、各国の問題や資源なども大きく変化し出題ポイントとしても多いことが理由にあります。
そのため、まずは自然地理の知識を身につけて、人文地理と関連づけて考えていけば、論理的に考えていく力も身に付くでしょう。
さらに、過去問題や参考書なども利用して、できるだけ多くの資料を正しく分析する練習をしておくと、様々な出題に対応できるようになります。
地理学習で内容を整理するコツ
地理学習は暗記を重点的に行っていくのではなく、資料を読み解いて論理的に物事を考えられる思考力を身につけることが大切です。もちろん知識を暗記することも必要となります。
しかし、なぜそのような気候になるのか、そのような気候の場合、どのようなことが起きて問題となるのかなど、関係性や原因について説明ができなければなりません。
そのため、知識だけを詰め込んでも効果がないため、関連する内容や説明を加えて、項目やジャンルごとに分けて情報を整理していくようにしましょう。
また、その時の環境問題や人口数なども常に変化していくことから、新しい情報を覚えて行くことも忘れないようにご注意ください。
その他にも、知識と理屈的な部分を同時に学習できるように、まとめノートを作成して書き込んでいくことも効果的な勉強術です。
マインドマップを使ってまとめ地理ノートを書くコツ
上図:EdrawMIndで作成した地理ノート
地理を勉強していく上で、マインドマップを併用する勉強術はまとめノートが必要な科目ではかなり役立ちます。用語が多く、混乱しやすい場合でも関連する単元やジャンルがひと目で分かるようになり、関連付けた理解につながるからです。
上記の画像で、国や領土に関する単元をEdrawMindで実際にマインドマップにしてみました。バブル型のマインドマップですが、覚える項目が多い箇所が一目瞭然です。調べて要点を書き足し、ノートに貼るだけでもまとめノートとしてクオリティが高いものになります。
今回意識したポイントは3つです。
- 中央に単元名を書く
- 単元の見出しを次のブランチにする
- 最後のブランチに太字の用語をいれる
勉強術としてマインドマップにする場合は、上記のポイントを意識して教科書をまとめるだけでもかなり見やすいものになるでしょう。ぜひお試しください。
【まとめ】
今回は地理の勉強が得意になる勉強術のポイント、まとめノートを作るときに役立つマインドマップについてコツを少し紹介しました。地理は関連付けの学習が欠かせない科目です。
マインドマップを活用して、どの用語がどの単元にあるかを意識して考える習慣を身につけましょう。マインドマップ作りに時間をかけられない場合は、EdrawMindのような泉温ツールを利用すれば時間がかなり節約できるので、勉強のお供におすすめします。