物理と聞くと、あまり身近に感じられないことから、難しいとイメージする方も多いでしょう。しかし、物理は一度問題の解き方を理解できれば、そこまで難易度の高い科目ではありません。
そこで、なぜ物理を苦手とする方が多いのか、勉強術や物理の学習に効果を発揮するマインドマップでまとめノートを作成する手段について解説します。
物理の学習で一番つまずくところはどこ?
物理の学習でつまずいてしまう理由は、物理の内容をよく理解できていないことにあります。文字式が多く活用される物理は、その見た目から苦手意識を持ってしまうというケースも少なくありません。
また、数学の知識がある程度必要になることも理解しにくさを作る原因となっています。
裏を返せば、ベクトルや三角比、微積分や2次関数などといったものが身についていれば物理にそこまで苦労することもなくなるでしょう。
数学が苦手だという方にとっては難しく感じるかもしれませんが、数学的な考え方や理数系が好きだという方にとっては、本質を掴んでしまえばそこまで難易度の高くない科目となります。
さらに、目に見えない事象も扱うため、イメージのしづらさも持っていますが、あまり難しく考えずに、公式や解き方を身につけることを意識していけば、苦手意識も薄まります。
間違えた物理問題をまとめる方法
物理は乗数がつく数字の計算時に、書き落としをして失点してしまうことが多くあります。なので、自分がどのようにミスをしてしまったのかの傾向が分かれば、点数アップを目指すことも可能です。
また、図を書くことでどのような力が発生してどのように影響していくのかということをイメージしやすくなります。
そこでノートに間違えた問題をまとめて、図解しながら説明を書いてまとめる勉強術を活用していけば、意味を理解しながら問題を解いたり、見直ししたりしやすくなるでしょう。
つまり、間違えた問題のどこがわからなかったのか、なぜそのような計算が必要になるのかまとめノートに記載して、対策を取っていくことが物理の点数アップにつながります。
マインドマップを使ってまとめ物理ノートを書くコツ
上図:EdrawMaxで作成した物理ノート
物理のまとめノートを作る際におすすめの勉強術が、マインドマップです。マインドマップは、中央に書きたいテーマを置いて関連する物事に派生して情報をまとめていく手法です。
物理では計算が必要な問題の系統ごとに、マインドマップにしていくことで、必要となる知識や式と言ったポイントが固定され定着しやすくなります。今回は、EdrawMindを活用してコニュニティにあった光のマップを編集してみました。
このようにテンプレやコミュニティがある作図ソフトはマインドマップやまとめノート作りには時短できる心強い味方です。
出題された図や、教科書などでの説明に用いられた表も添付するようになると、出題された時の気づきが早くなるでしょう。テストや模試などでは、資料や表を用いた出題が定番なので勉強そのものも、図や表を用いるマインドマップ型勉強術を利用すべきでしょう。
【まとめ】
今回は物理の学習におすすめしたい、まとめノートを作る勉強術と、勉強に役立つマインドマップについて紹介しました。物理は身の回りの現象、覚えるべき公式が多い学問なので情報をまとめノートに整理していくと良いでしょう。
あまり時間を書けずに、まとめノートを作りたい人は、テンプレが多い専門ソフトEdrawMindを用いると、周りが驚くようなまとめノートになるはずです。